組織内の人間関係をベストにしたい・真のリーダーを育成したい経営者・人事担当責任者の方へ
一般社団法人 SIA 心のゼロ経営 プロジェクト
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その1)商品・サービスは売れてから作る
起業してやりがちな最も多い間違いは、「良い商品・サービスを作れば売れる」です。
特に、大企業などで会社員生活が長い、真面目な人ほど、「良い商品・サービスを作りさえすれば売れる」を信じて、売れる前から、商品開発や作りこみに全力をかける場合がありますが、それは大きな間違いです。
かくいう、私も起業する前まで、そう思っていました。
起業後、実際に業績を伸ばしている起業家やベンチャー経営者のやり方を勉強しているうちに、それは違うことに気づきました。
資本力や人的リソースに余裕がある大企業なら、ともかく、資金も人も少ない起業ベンチャーでそれをやったら、命取りになる場合さえあります。
(前職の会社も、顧客がまだ少ないにも関わらず、商品のシステム開発を急ぎすぎたのが、倒産の要因の一つです)
したがって、「新しい商品・サービスは、売れてから作る」 これが第一の鉄則です。
私の実体験をお話します。
起業当初、前職の仕事である「WEBマーケティングのコンサルティング」を商品にしましたが、なかなかそれだけで継続的に食べていくのは難しいと考えるようになり、以前、外資系企業で苦労した英語をテーマに、元IBM役員のフランス人によって開発された「グロービッシュ」という新しい考え方のビジネス英語教材をインターネットで販売してみることにしました。
ちなみに、私は英語の講師などやったことがありません。
そこで、情報収集を兼ねて、ビジネス英語のセミナー講座に参加したところ、その受講生の中に、英語教育の経験がある人がいたので、その方に協力者になってもらい、なんとかまず、教材の内容とコンセプトを作成しました。
この段階で、実際どれくらい売れるか、全くわかりませんし、仕事をしながら、教材を作るには、最低2-3ヶ月くらいの時間と労力がかかります。
なので、まずは、集客用のWEBページ(ランディングページ)を作成し、ネットでテスト販売をスタートしました。
まだ何も教材やコンテンツはできていませんので、3ヶ月後の「予約販売」という形で集客をスタートしました。
ちなみに、私は、HTMLの知識などなく、自分でWEBページを作成することができません。どうしたかというと、「ランサーズ」という、オンラインで様々なプロ専門家に低コストで委託できるサービスを利用することにしました、
自分が作りたいWEBページの内容と希望予算をいうと、何人かのWEBデザイナーさんが見積もりを送ってくれますので、その中で、一番信頼できそうな人に依頼します。(詳細は原則4でもお伝えします)
私の場合は、結局、5万円で作成してくれました。一般のWEB製作会社に依頼すると、30万以上かかる場合もありますから格安です。
ネット広告(Google広告など)も最初の設定は自分でやりましたが、運用は同じく外部サービスに委託しました。最初は広告費合わせて、月10万円くらいだったと思います。
このように、いまは、様々な専門的な外部サービスがオンラインで簡単かつ低コストで依頼できるようになっていますので、皆さんもできるところは自分でやり、できないことや苦手なことは外部に委託するのがベストです。
1ヶ月程度でランディングページが完成し、まず、Googleの検索連動型広告に出稿してみました。
しばらくは何も反応がありませんでしたが、何度かLPを修正して、広告を出稿し続けたところ、
1ヶ月くらいで、初受注がありました。
それから、10件以上の注文が来たので、これなら、採算が取れるという事で、そこから商品(教材)を作り始めたのです。
もし5件以下なら、採算が合わないので、この教材販売は中止するつもりでした。
その後は、3ヶ月という短い期間で、かなりハードでしたが、きちんと期日まで間に合わせ、注文された方へ予定通りに、教材を送付しました。
この教材、発売してからすでに8年が経験してますが、おかげさまで今でも売れています。
以下、実際の販売ページです。
http://www.globish-business.com/info/
IT業界には、こんな有名は話があります。
ビル・ゲイツが創業したマイクロソフト社は、今でこそ、世界の代表するIT企業ですが、当初、BASICなどのアプリケーション・ソフトウェアを販売するだけの小さな会社でした。
そのマイクロソフト社が、まだ全くの無名だった時代、たまたま、当時のコンピューター界の巨人IBMに対して、新しいOS(DOS)を提案する機会が訪れ、結果、見事採用されます。
ただ、驚くことに、このとき、まだその新しいDOSは全く完成していなかったのです。
ですが、その後の結果は、言わずもがなですね。
つまり、何か新しい商品やサービスを販売する場合は、商品を先に作らなくてもテスト販売や予約販売というように、まずは集客をして、採算が合う段階で、作っても遅くはないのです。
それが、結果的に投資リスクを避け、資金的・労力的な損失を極力抑えながら、事業を進めることできるのです。
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